用語の説明

■出展:国土交通省「川の防災情報 よく使う用語の説明」より

●水防団待機水位

水防法で定める各水防管理団体が、水防活動に入る準備・待機を行うための水位のことです。

●氾濫注意水位

水害の発生に備えて、「水防法」で定める各水防管理団体が出動する目安になる水位です。

●避難判断水位

水害の発生に備えて、市町村長の避難準備情報等の発表の目安となる水位です。

●氾濫危険水位

河川の氾濫により相当の家屋浸水等の被害を生じる氾濫の恐れがある水位です。

●時間雨量

正時から正時までの1時間の雨量で、全観測所で測定され、雨量の指標となっています。

正時とは、1時ちょうどや2時など分や秒の端数のつかない時刻を意味します。

●累加雨量

雨が降り始めてからの雨量を合計したものを表しています。

無降雨が一定期間続くと累加雨量がリセットされ、その後に雨量を検出すると新たな雨(降り始め)とします。

●10分雨量

過去10分間の雨量で、10分毎の雨量を測定したものです。

●貯水位

ダム貯水池に貯まっている水面の高さ(水位)で、標高で表しています。

●全流入量

ダム貯水池に貯まっている水面の高さ(水位)で、標高で表しています。

●全放流量

ダムから下流に放流している水の全量です。

ゲートやバルブ、発電所などからの放流量を全て合わせたものです。